県芸術祭に作品を出展

○○○文化クラブ○○○

 文化クラブは利用者5名、職員2名で毎月最終日に活動し芸術作品の制作に取り組んでいます。作品のテーマについては季節や山口県の文化等を利用者と一緒に考えて決めています。

今回制作した「防府天満宮」は、卵の殻、パンを止めるプラスチック、和紙等の廃材を主な材料としており、他に陶芸班で残った土鈴の紐、委託班から出た緩衝材も使用しています。完成後、利用者からは「作業中がんばったね」「良くできたね」「賞をとれるといいね」など笑声が絶えず和気あいあいと取り組んでいました。そのなかで、卵の殻やパンを止めるプラスチックは紙に引っ付きにくく何度もみんなで根気よく貼りなおしていました。最初は本当に完成をするのか不安でしたが少しずつ工程が進むにつれて素晴らしい作品となりました。

今回、山口県芸術文化祭に出展でき、うれしく思うと同時に素敵な作品をご覧になってください。

201612-1
文化課クラブ作製「防府天満宮」

○○○生活介護○○○

 生活介護では県芸術文化祭に向けて夏頃から作品の制作に取り組んでいました。当園の陶芸班では、菅原道真公をモチーフにした「ほうふ天神人形」の制作を行っており、この天神人形を大きく作ろうということに相成りました。

 本体のほとんどが赤色ですが、その部分に色紙をちぎって貼る作業を利用者全員で少しずつ頑張り何とか作り終えることができました。本来の天神人形は約8cmですが、今回生活介護で制作した天神人形は80cm程あり、10倍の大きさとなっています。

 皆さんに10倍以上の「幸せます」が届けばいいなと思います。

201612-2
生活介護作製「天神人形」